ビジュアルファシリテーターの阿呆な研究

ユーザビリティエンジニアリング第2版、さっそく読んだ

img_ux022012年年末。「ユーザー中心デザインの導入vs納期 -仁義なき戦い-」という記事をかいた。
タイトル通り、当時はユーザー中心デザインをとりいれたいと思ったら納期との戦いになっておりどうすんべーという状態。そんな折に2005年発行の「ユーザビリティエンジニアリング」初版を読み、現実的な落とし所を探り始めるようになったのだ。

そして2014年2月末。本書の第二版ユーザビリティエンジニアリング(第2版)―ユーザエクスペリエンスのための調査、設計、評価手法―、が発売されたので、入手してすぐに読み倒した。

今、まさに。ユーザーテストを組織内でひろげていくにあたり、大きな課題を抱えていたので、何かヒントがあればなあと思っていたのだ。

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レトロゲームでの主人公の死に方考察と、UIのわかりやすさ~ゲームセンターCX万歳~

ゲームセンターCXが好きである。最新DVDはすべて借りたし、家で暇なときはたいていゲームセンターCX録画版を見ている。2010年12月31日~2011年1月1日には年末年始の番組は紅白・ガキ使を見ず「大晦日12時間ぶち抜き!! ゲームセンターCX×よゐこの企画案 年越し生放送 よゐこ祭り」を見ていた。夫はあきれていた。
私はこれを見るためにスカパー契約をしているといっても過言ではない。

何がおもしろいか。
有野課長のゲームの下手さ、周囲のADさんやカメラマンさんの存在はもちろんのこと。
いろんなゲームのUIが見れる、という点がとてもおもしろくて好きなのだ。
たとえば、主人公の死に際(1機消滅)ひとつとっても、おもしろいものがたくさんある。

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スマホデザイン会議~UI/UX最前線~ #sdkaigi がステキすぎて鼻血が止まらない

表題のとおり。第六回 スマホデザイン会議 #sdkaigi に参加してまいりました。
テーマは「~UI/UX最前線~」。大好物であります。
大好物すぎて帰宅したとたん何故か鼻血が噴出し、只今鼻にティッシュをつめながらブログ書くはめになりました。変な病気じゃありませんように。

アートの世界観をデジタルで実現する手法

~蜷川実花監修カメラアプリ cameran 大城哲也氏~

まず登壇されたのは、大城哲也氏。リクルートホールディングスメディアテクノロジーラボ所属だそう。
メディアテクノロジーラボとは、リクルートで新規事業を開発する組織。アイディアプレゼンしてゴーサイン翌日からプロデューサー!作って出すくらいスピーディーな部署だそう。

なぜこのアプリを作ったか

カメラを作った背景:
迅速にグローバルでたくさんのユーザーにつかわれるアプリを作る
(広告費ゼロで)
カメラアプリを選んだ理由
・情報が多すぎて処理できない!という世の中の「不」
・ビジュアル化で処理できやすくしたい!
・カメラアプリって、かっこいいけどにたフィルターは多い
・まんいちヒットしてもすぐ似たようなアプリがでてくる
・開発のコード×東京のセンスで、唯一無二のカメラアプリをつくれないか?

コンセプトからUIのすすめかた

UIは紆余曲折。ゴールを明確にしよう!と考えた。ゴール=迅速にグローバルでたくさんのユーザーにつかわれるアプリを作る
(広告費ゼロで)=ソーシャルとパブのみで素早く満足と拡散を生む
発射台のチェック:コンセプトはツイートしやすい?
価値の瞬間:ツイートしたり、記事をかいたりしたくなるUX?
記者さんが何の変哲もないパソコンとったときにプロダクトは何をしないといけない?
女子大生が大学でDLして、お互いの顔をとったときにどうなってほしい?
チェックフロー
・コラージュアプリにする:ニナミカさんぽいけど、記者がコラージュするのはさすがに時間かかる。。満足できない。女子大生にだけささる
・画期的なUI:使い方がわからない。価値にたどりつけない。もったいない。
・GOになったUIは、シンプル、クリア、しかも3タップ以内に価値にたどりつけるように!
ダウンロードは迅速にできる?かどうかを確認

詳細設計(フィルター)のつくりかた

・どんな色が蜷川さんか、数値で表す?例:どくろが何個?
・どんなモチーフ?
・どんなテキスト?
・極彩色フィルタって、アプリでは無理じゃね?
→とりあえず何回かやってみよう!
・イケてる構図をニナミカさんと一緒に考えて蜷川さんらしさを考えた
■バスる人気の被写体
・ジャニーズ
・内田選手
とか
■拡散の様子
蜷川さんのツイートでいっきに広がった
8000ツイート
twitterのトレンドワードに
初日3万件ダウンロード
グローバルでのパブ
アジア核国でストア一位獲得
三日で50万ダウンロード 10日で100万ダウンロード

おもしろかったのは、ビジネス的な「迅速にグローバルでたくさんのユーザーにつかわれるアプリを作る(広告費ゼロで)」という思惑が企画前提としてあったという点。

おもしろそうなwebサービスを作っている会社だと、たいてい自分や周囲の「こういう不都合を解決するサービスをつくりたい!」から発しているようにみえてたのです。だからこそ、UXが考えられ、面白いサービスが生まれるのかな・・・と。

逆にいえば、マネタイズ命な企業が新規事業として何かをはじめるにはそういう「不都合を解決する」という視点にはなりづらい面もあると思うのです。不都合解決より、ビジネスとして成立するか、集客できるか、バズるかをまず考えてしまう。結果的につまらない、二番煎じのような企画になっちゃうか、あとはそもそも見向きもされないとか。
「ユーザーの行動にイノベーション」をおこすUXのあるべき姿からみれば、「バズらせる」って目的って、まさに手段が目的化したようなお題目だと思うのです。この目的掲げた時点で死亡フラグ。

でも、このcameranはバズることを前提としたUX設計をし(記者とか女子大生を考慮したうえでのUI等)、しかもユーザーに楽しんでもらうことができました。これって稀有な成功例だと思うのです。また、その稀有な事例こそ、実は事業会社が新規事業に求めている姿ではないかと感じました。

MobileにおけるGrowthHackerとは?

GrowthHacker.jp 高橋雄介氏

お次の登壇は、GrowthHacker.jp 高橋雄介氏。
おはずかしながら、GrowthHackerって私はじめてききました。。
「グロースハッカー」とよむらしいです。

・結論:UX Experts=GrowthHackers
・グロースハッカーって何?いろんな人の定義
「グロースハッカーは新しいマーケティング副社長だ。」
「製品を素早く広めるためにはMBAじゃなくAPI」
「グロース(成長)のために何らかのハックを施すことによって、製品の成長率を上げる」
「グロースを駆動するのは 口コミ、製品使用の副作用、有料広告、反復使用」
「少人数チームで顧客開発やリーンスタートアップする際にはエンジニアも顧客や市場について考えなければならない」
・グロースハック
グロース(成長)にフォーカス
技術的なハックを用いる
製品のマーケティングや全社的な事業成長にかかわる
・グロースハッカーって?
素晴らしい製品体験を作り、製品がおのずと成長できるようにするエキスパート
グロースする製品を作る専門家
売れる製品を作る専門家
少人数で、広告費をかけず、定量定性的データを用い、繰り返し素早く改善していって、ユーザーが満足するようにする人。
・FBやtwitterなどですぐれた成果をのこしたグロースハッカーの方が、ノウハウを共有していった。シリコンバレーの文化。

きけばきくほど、グロースハックって、UXUI改善テストしまくってるDeNAの事例や、リクルートライフスタイルの事例を思い出さずにはいられませんでした。
実はグロースハック的な手法は有名ECサービスでは当たり前のように実施されている施策なのですが、他方、参加者の方々での実施率が低いことにも驚きました。また、自社でも「ABテストって大事かもね」と思いつつ、あまりできてないという状況もあります。理由はたぶん、「何をしていいかわからない」から。もしくは「手が回らないから」。

・グロースハックの6ステップ
トラッキングする
理解する(データから製品を使うユーザーについて)
優先順位をつける 自分たちのKPIに直結する課題に
デザインする 作文する(昨日、UX UI 文章)
実装する
計測する(戦略を調整しつつ123に戻る)

上記を見て、何をすべきかは頭ではわかるかもしれません。でも、どうやればトラッキングできるのか、どうやればユーザーの動向を理解できるのか、優先順位はどうつけるのか、何をなおしたらいいのか、どう計測すればいいのか・・・そんな疑問を目の前にしたら、高い壁のように感じるのも無理はないのかも。

ABテストについては、個人的には小川卓さんの「Google アナリティクスの新機能「ウェブテスト」でサクッとA/Bテストにトライ」が一番わかりやすかったです。おススメ!
ちなみにそういうグロースハックの成果はさまざまなサービスで顕著にでているとのことでした。

・例:FBにおけるエンゲージメント 写真投稿とタグの機能を磨き上げる=友達にタグづけされた使ってないユーザーがもどってくる・例:twitter:トップの15%がログイン→25%がログイン  グロースチームだけでデザインを改善

とかとか。
新規構築も楽しいけど、サイトを成長させる、グロースハック的な仕事、私は大好きです。
なんか、信長の野望(天翔記・将星録あたり)をやっているような気持になるのです。

最初は清州城近辺だけの織田家だけど、ちまちま商業値あげて金もうけて、その金で鉄砲買って、信長に少人数でも鉄砲もたせて斉藤家、今川家に攻め入るあのかんじ。
斉藤家の稲葉山城をとったら、岐阜城に改名→商業がっぽがっぽでさらに鉄砲しこたまかいためて、滝川一益や羽柴秀吉の鉄砲隊を編成した時の喜び。周囲が敵だらけになるけど、前線に信長筆頭に最強な奴らあつめて、奥地でひっそり二軍つくって内政だけさせてたら気づいたら金も米も上限までたまり、農業値商業値MAXになってる、とかね。。だけどそこに武田軍が牙剥いてくるので、そこへの配備もしていけてる一軍’を急きょ配備したりとか。増えていく織田家の家紋。もう幸せでしょ。
(あと島津あたりでやるのが好きです)

とまらないのでこのへんで割愛。

モバイルが切り拓くマルチデバイスエクスペリエンスの未来

楽天 脇坂義則氏/安藤幸央氏

ラストは脇坂義則氏と、安藤幸央氏。
4月末、「モバイルフロンティア」という翻訳本を出版されるそうです!

なぜモバイルなのか?

・契約者の5割がスマホ、出荷台数の7割がスマートフォン
・モバイルのトラフィック増加
・メディアの進化
・スマホ発のサービス LINE Pathなどなど

スマホの特徴

(1)いつでもどこでもネットに接続できる
→電車、お店、歩きながら、とか固定されない環境
利用状況は断片的
モバイルならではの体験を作ることにフォーカスする
デバイスの制約、環境の制約、人間の制約を考慮する
(2)注意散漫、行動がさえぎられることを前提に。
PCは固定されてる。スマホは画面せまいし、ネットワーク接続もうまくいかないことも。
人と話しながら、まわりをみながら、とか集中せずに使う人が多い
使ってるうちにバスにのる、とか、電話かかってくる・・・とか。マルチタスク→継続的注意力断片化
中断しても再開できるように。メニューを深くしない。すべてのコンテンツをみせない。不要なものはそぎとる。

(3)認知的負荷や機会費用を減らす
・認知的負荷を減らす
・機会費用:コンテキストが変われば、代替案を選ぶ費用も変わる

デバイスエコシステム

モバイルを含めたエコシステムが構築されている
・一貫性を保持する
各タッチポイントのUX(デザイン、コンテンツ、インタラクション)に一貫性をもたせること・状態の保持
クラウド スマホで行った処理をPCでも同期できるように

・デバイス間の移動
あるデバイスで利用しているコンテンツをほかのデバイスでも利用できること

UXのパターン

UX:クラウドとアプリを基本単位としてデザインする。スマホの画面は狭い&通信環境がよくない→マトリョーシカパターン(ドリルダウンしてみせてく)、HUB&SPOKEパターン、BENTO NOX 全部の情報を一度にみせらんないから隠す
・入力方法→タッチ入力、音声、画像、GPS いろんな状況で使いやすくしてあげるように。
UI:
・アニメーションの法則
ディズニーのアニメーションの12原則
例:iPhone 時計の針が秒針すすみすぎてちょっともどる動作
・良いアプリをたくさん自分で使い込む。たくさん探す。
・良いものが、なぜよいのか、自分の中で分析、分解する
・常用アプリが更新したら、どこが変わったか分析する
・必要なのは「意味のある」動きだけ。単一画面内での動き。
・コンテンツがオオ様。直接捜査。UIは本来なくていいもの。
・インターフェースは媒介物、人々のインタラクションを考慮
・指がふれて捜査する瞬間は画面がみえてないことを考慮
・使っている人を観察する 5人の仕様で85%の問題は解明
・情報の密度をおとす。注目すべきところを演出する。
・中断されることが前提。途中から始まること前提。
・iphoneとアンドロイドを同じにする必要なし 一人一台
・外にでて使う。ストレスフルな状況下でつかえる。速度重要。

もうこの要素だけとっても。スマホ担当者はモバイルフロンティアという本は、絶対必読!と思いました。
PCだけ担当していると、「駅のホームでスマホで検索し、家のPCで商品を買う」のカスタマージャーニーマップの後半しか見えないもの。
一つのサービスの中でPCはPCの、スマホはスマホの役割がちゃんとある。用途や利用状況が違うんだから、同じである必要性はまったくないんです。でも、サービス提供者側はそれを考えずに「PCと同じものの実装」を短絡的に考える人も多いなあと思います。

スマホというコンテキストでは何が必要か?
この点において、網羅された書籍がでるのは自分のためにもうれしいし、今後私と同じようにUXUI改善をしていくメンバーへの情報共有(入口)としても、非常に待望できる一冊になるのではないかと思います!
発売日がいまから楽しみで仕方ありません☆むふふ!


※引用元 How Apple Has Changed The World In Just 7 Years

このセッションでは最後に、「間違いなくモバイルの時代」と述べられていました。
2005年にはおごそかで写真をとることがあまり考えられなった場所。でも、2013年には人々はスマホで写真を撮り、その写真が拡散されていく・・・それを証明した写真がこの一枚なのかもしれません。スマホによって、人々の行動がかわり、文化そのものが変容しているのです。

そんなモバイルの時代にたちあえたことが、おもしろくっておもしろくって仕方ありません!
さあ、考えることはたくさんあるぞ!まずは鼻血をどうとめるか・・・・

大阪市天王寺区が「デザインの力で行政を変える!!」ことができない理由とその解決策案

大阪市天王寺区が「デザインの力で、行政を変える!!~天王寺区広報デザイナーを募集します~」という報道資料を発表した。

知人のデザイナーが激しく「5.報酬 なし」項目について「ありえない!」とつぶやいているのを見て、気になってみてみたのだけど。。

一言でいうと、「制作物に名前をだすから、プロかそれに準ずる実力者ににただで発注、もしくはアドバイス(ディレクション)してね。」という内容にみてとれた。そりゃプロのデザイナー怒るわと納得した。

でも。。実は、正直にいうと、私は「報酬:なし」については、方向性としてはありなんじゃないかと思っている。
区の財政がかつかつで、お高いデザイン費用なんてはらってらんないのかもしれない。ECサイトデザインする現場ですらそんな状況なんだから、デザインくそくらえの行政なんてきっともっとひどいんだろう。だから、少しでもデザイン費用を抑えた上で、クオリティ高い制作物をつくりたいという意向は理解できなくもない。
ただし、「デザインの力で、行政を変える!!」ために人を集めるには、条件があると思う。

・「ボランティアである」と明示したうえで募集すること、また、ボランティア前提で集めてきた人をマネンジメントする体制がととのっていること

・市のプロジェクト単位で募集すること、もしくはどんなプロジェクトに関わってほしいか明記すること

以下、その理由について語る。

※2/6追記あり@文末

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Webデザインの価値とは何か -webサービスにおける、webデザインの費用対効果(2)

前の記事で、なぜwebデザインは安く見られてしまうのかという問いに対し、

・参入障壁が低く見える
・ノウハウが広く、速くシェアされやすい
・制作物という点だけにおいて、デザイン作業が定義されてしまっている。
・効果が一目瞭然ではなく、評価しづらい。
・需要(発注者)と供給(制作者)のうち、現状では供給が多い

という点で技術価値・優先順位・価格が低くみられてしまうという現状について述べた。

現状はたしかにそうなんだけども。
かけるべきときにはかけようぜ!というのが私の趣旨である。
前記事でものべたとおり、期待効果が一目瞭然ではないためデザインの価値は本質的にわかりづらいものだ。
今回はその見えづらい、webデザインの価値について、自分が現場で思った所を書いていこうと思う。

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なぜwebデザインは「安い」ようにみられてしまうのか? -webサービスにおける、webデザインの費用対効果(1)

突然ですが。webサービスにおける、webデザインの費用対効果について、しばらくつらつらとかいて行こうと思う。

きっかけは、デザインについての「デザインは安くすませられるよね」という社内認識にあらためてふれたことだった。
「違う、違う、そうじゃ そうじゃなーいー!」と鈴木雅之ばりに私は叫びたいものの、ポジショントークにもうけとられかねない。唇ふさいで何もいわせない、とかできないしさ。感覚として大事さはわかってるけど、それは人に論理的に伝えないと組織なんて動かない。

ならば、webサービスで利益を得ている組織(弊社はEC)において「なぜデザインは大事なのか?なぜ費用をかける必要があるのか」を徹底的に考えようと思った次第である。

※ここでいうwebデザイン=成果物としては制作者側の納品データ。PSDやAI、htmlやCSS、jsや画像などを意図しています。

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会議室のホワイトボードで「おばけ退治」をしている話

会議で言葉の空中戦がつづくと、私は途中で話がおえなくなってしまう。聴力認識が人よりだいぶ弱いのかもしれない。もしくは頭がよくないか。たぶん両方な気がする。

とまあ己の頭の悪さを呪った所で会議が進むわけでもないし、プロジェクトの進行役しなきゃいけない場面はどんどん増えていく一方。ゆえに、自分がしきる会議くらいはアホの自分でもわかるようにしようと進め方を考えてきた。

結果、最近、会議の参加者数人の方に「わかりやすい!」とのお声をいただけたんで、嬉しさで筆もすすむことだしブログをまた書くことにした。

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料理で学んだ、プロジェクト進行の思考プロセス

ごはんづくりとプロジェクト進行について書いたエントリー、共感してくださる方が多くて、実はとってもうれしかった!

参照: ごはん作りから考えた、エンジニアとUI設計者の間の橋

そうなのそうなの!私も頭の使い方は毎日の料理経験に基づいているの!

でも、私は料理は大好きだけど、決して器用でもないし、凝ったものが作れる訳じゃない。
速くても帰宅が21-22時という状態だから、結婚前は自分のためのお弁当づくり、結婚後は帰宅後の夕ごはんづくり程度のささやかなレベルだ。それでも、作ると作らないじゃ大違いだなあと思う。自分がつくったものや、家族がつくったものだと、なんだかほっとするのだ。

「手作りの料理は、単に人のお腹を満たすだけでなく、人の心を満たす力を持っています。でも、自分自身が疲れずにお料理を続けていくには、ちょっとした工夫が必要です。」
19時から作るごはん 行正り香

その「ちょっとした工夫」ープロジェクト進行にも通用する、料理に基づいた頭の使い方について、私が学んだこと&影響を受けた本をまとめてみる。

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サービス運営の現場から考えた、HTML5時代のwebデザイン #html5j

9月8日(土)に実施された、HTML5 conference 2012をのぞきみしました@UST。
その中で、特に気になってたのがこもりまさあき氏による「HTML5時代のwebデザイン」のセッション。

私は一般的なUIについてはあれこれいえるものの。HTML5の側面からwebサービスのディレクションを考えるとなると、まだまだ浅学なのです。うう、お恥ずかしい!

多様化するデバイスを前に、HTML5を使った最適なコンテンツは何か、という点について語るにはまだまだお恥ずかしいレベル感です。というわけで、自分の勉強のためにまとめました。

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アクセスログ解析できるようになるためのツボ3点(または小論文礼賛)

新人ディレクターの方々に、アクセスログ解析の方法を教える機会があった。
ツールの使い方自体は覚えりゃいいだけなのでまあいいんだが、難しいのはその先だ。
ほしい数字をどうやって考えるか。その数字をどうやって出すか。そしてその数字をどうみて、次の施策へとつなげていくか。

詳細はこちら

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