webディレクターの阿呆な研究

Civic Tech Forum2017!チームでのグラフィックレコーディングと、その舞台裏

3/25(土)に東京・永田町で開催されたCivic Tech Forum2017
総勢16名グラフィックレコーディング隊で、イベントの可視化に挑戦してきました。

経験豊富なプロ的なグラフィッカーから、はじめたばかりの初心者で「今回イベントで描くのがはじめてなんです!」というメンバーまで。
全部でパネル13枚、さらにアンカンファレンスのグラフィック。とにかくたくさん描きまくりました。

Civic Tech Forumではグラフィックをはさんで会話したり、そこからまた共有や会話がうまれるという風景が随所でみられるようになっています。
『今年参加した人が講演やディスカッションをきいて「がんばろう」と思って活動を続け、やがて次の登壇者になる』そんなイベントの価値を体現する一役を担うことができたかな、と個人的には感じています。(もちろん反省は多々あるし、まだまだやれることはたくさんあるけどね!)

というわけで。
このブログではグラフィックレコーディング隊の目的や、プロセスについて記録にのこしておきたいと思います。

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『協働』のためのファシリテーショングラフィック講座で考えたこと@千葉県茂原市

もうすぐ桜が咲きそうな3/15(水)。
千葉県茂原市からのご依頼で、『第2回協働事業提案サポート講座~対話を見える化するファシリテーショングラフィック~』を実施しました。

茂原市に伺ったのは、財政出前講座×sim福岡2030 in もばらでの、グラフィックレコーディングに続いて二回目です。
茂原市役所では篠田さん、風戸さんはじめ「行政と市民の対話の場を、これからつくっていこう」と考えている方がアクションを続々始めています。
グラフィックという目に見えるワクワクする成果物、そしてそれを作るプロセスを通じて『協働』について一緒に考える場になるといいな、と願い、ワークショップ設計から行いました。

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コンセンサスデザインフォーラム2017で、サービスデザインで生きる在り方を考えた話

3/4(土)、コンセンサスデザインフォーラム2017に参加してきました。
テーマは「〜なぜ、協働はうまくいっていないのか。ーみんなで今よりさらに前に進むために学びあう場〜」。

協働ということばはとてもよくつかわれているけれど、よくわからないもやもやは昔からあって。
一緒にいろんな人と何かをつくりたいという願いがあっても、自分の心にわいてくる、どうしようもない拒否感とか、対話しようがないように見える人とか、戸惑いとか。
相手が背負っているものを理解すればするほど、その背負うもの自体を自分が変えることはできないことも感じるのです。

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2016年の活動まとめと2017年これから ~社会で、参加型のプロセスをデザインしていく~

img_170103あけましておめでとうございます。
我が家ではクリスマスに私が見事インフルエンザに感染し、その余波で夫も感染。
お迎えした猫も環境変わったストレスで便秘になって病院送りになるわで年末がおわり、気づいたら年始になっていました。

というわけで、2016年の活動をいまふりかえります。

webディレクター(UXデザイン)お仕事関係

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担当するサービスが変わったことが、自分の中では大きな変化でした。
日本人向けサービス担当者から、海外のユーザー向けサービスの担当者へ。
また、開発体制自体もかわり、ベトナムのラボのメンバーと密接にからむ案件担当に。
海外のユーザーにむけたサービスを、日本人ではないメンバーと一緒につくっていくということで、開発のプロセス自体を模索していきました。

オフショア開発でユーザーストーリー伝えるためにグラフィックレコーディング用いたり、ユーザビリティ評価のためにテストを3種類実施したりなど、色々な手法模索、楽しかったな~。

事業の成果については、想定していた事業目標達成ができなかったのが課題でした。
ただ、上司や同じデザイン系のメンバーとのふとした会話からヒントをみつけたり、ギルドワークスの中村さんにふりかえりをファシリテーションしていただいたりなど、人とじっくり対話することで見つかるものがあるな~とありがたく感じています。

また、2016年は「これまでの学びを総括して一言で説明したいな~」という思いから、HCD-Net認定人間中心設計専門家を取得しました。
HCD-Net認定人間中心設計専門家とってよかったのは、そこを起点にさらに人とつながれるという点です。

webディレクター(UXデザイン)としての登壇は4件。

2017年も引き続き、海外のユーザー向けサービス開発担当として。
より多くの人たちと関わりながら、自分の現場にあった開発手法を模索していきたいと思います。

ファシリテーショングラフィック・グラフィックレコーディング・ワークショップ設計のお仕事関係

2016年、自分として大きかったのが会社への副業(複業)許可をとったことでした。
「そんな小さなこと」って思われるかもしれないけど、けど。
のほのほサラリーマンやってきた身としては、「自分が事業者として、会社とは別に存在するんだ」という言い始めるのはけっこうドキドキするのです。笑

2015年から仕事としては受けていたのですが、ありがたいことにお仕事がお仕事をよんで、2016年は行政の方、NPOの方、コンサルティング会社や企業の方etc色々なところからお声がけをいただけるように。
「挑戦したい」と会社に相談したところ、スムーズにOKをいただくことができました。(副業規定がない会社だけど、明示的に相談したのは私が初なのではなかろうか・・・)

ワークショップ設計・ファシリテーション

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1年で9本実施。
特にグラフィックレコーディングをやってみたい、というご依頼と同時に、ワークショップの設計の依頼をいただく機会も増えました。(嬉しい!)
その中で、東京のみならず、大阪、静岡、宇都宮、柏、金沢、輪島と多くの方と出会うことができました。
地域での活動のお話をきいて、その現場にあうような「描くことで見える世界を拡げる」ワークショップを企画・実施してこれたのはよかったなー。
他にも、グラグリッド三澤さんからの依頼をうけて、東京や大阪で企業研修としてのグラフィックレコーディングワークショップのアシスタントやったりも。

ファシリテーショングラフィック・グラフィックレコーディング

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ざっと12案件。イベント、テレビ、NPO、行政、色々なところで描いてきました。
特に最近は、企業や行政の方からの依頼(および実現はしなかったものもふくめご相談)が増えてきています。

社会で、参加型のプロセスをデザインしていく

私は特に、ファシリテーションは『(多様な背景を持ったメンバー間をつなぎ、プロジェクトで価値をだしていくための)NPOでの事業運営』の文脈で学び始めたこともあり、今もそのスタンスは変わることはありません。
会社でのディレクターのかかわり方も同じ。

特にグラフィックレコーディングについては、イベントやテレビなど、注目をいただく機会も増えありがたいなと思う反面、「美しい絵をかいてほしい」というほうに主眼がおかれる案件もありました。
依頼してくださる人の状況もわかるし、やれなくはないけど、自分の仕事とは少し離れるな~と感じています。
立場としては、市民ファシリテーター・グラフィッカー・ワークショップデザイナー・・・なんだと思います。

2017年以降は、デザインする領域を、『地域社会』のほうへ広げていきたいな~と考えています。
特に11月の『財政出前講座×sim福岡2030 in もばら』での今村寛さんのお話が、私の中では大きくて。

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・人口が縮小し、多様な影響を受けて先が見えない社会の中では、財政は一件査定は限度がある。
・一件査定ではなく枠予算で「自分たちで優先順位を考える」ためには、市民との対話・納得・説明が必要
・「ありたい姿」を、立場を超えて、皆で考えていくのが一番大事
・ビルド(ありたい姿)を考えてから、スクラップ(今やらないことを決める)
・「これやるために、これをやめるよ」といえることが自律的な経営につながるし、共感をよんで、市民協働につながる

このプロセスにおいて、市民ファシリテーター・グラフィッカー・ワークショップデザイナー的な人(参加型のプロセスをデザインできる人)って、かなり大きな役目を果たせるんじゃないかと思うのです。
千葉県茂原市でこのイベントを実施された篠田さんも、そんな狙いがあって私をお呼びくださったのだと認識しています。

デザイン×政治(国際文化論)をバックグラウンドに持っている人間として、この参加型のプロセス、より切り開いていける実務者になりたいなーと思います。
その土地や環境で人々の生きるための工夫=文化の中で、どのように参加型のプロセスとデザイン対象を作っていくか。
デザインの現場も、地域社会も、種類は違えど自分の望むかかわり方はかわらないなーと感じています。

デザインというのは専門性を持った縦軸というよりは横軸であるというのが僕の解釈です。
最も大事なことはそれぞれの場所にいる人々に対する視線であり、さらに言えば”愛”です。デザインマインドを携えることで、「自分の目の前の仕事を創造的に変えるプロ」になれるはずです。ですので上に挙げたような仕事だけでなく、デザインが要ると思われてない未開拓な職種ほど、チャレンジングな可能性を内包しているのではないでしょうか。
【前編】ノンデザイナーは、いかにデザインに関わっていくか?

専修大学の上平先生のこのことば。

その土地や環境で人々の生きるための工夫=文化一つ一つ、食事、音楽、生活、生み出す技術、つながり。
その人の、思い。大事にしているもの。

フィールドワークをしていても、すぐに見えるものでは決してないのですが。
この一つ一つが自分にとってはとても愛おしい、価値あるものだと思うのです。

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かりん歩 1<かりん歩> (コミックフラッパー)より引用

一つ一つ紡いで、社会に還元していけるような動きを今後より増やしていきたいな。

家庭について

諸事情あり不妊治療をおやすみしていましたが、時が満ちた感があるので、ステップアップ&復帰しようと思っています。
また、ついに念願!年末に猫をお迎えしました!
江古田にあるえこねこという里親猫カフェ出身の、パタくんタバくんです。

はじめまして。タバとパタです。

PATA TABAさん(@pataandtaba)が投稿した写真 –

今は家でのほのほ寝ている猫二匹をみて、ニヤニヤする毎日です。
家族が増えることは、予測もしてなかった方向に自分の人生をむくことにもつながります。
毎日なでなでしつつ、「う〇こでねえええええ」としばらく叫びつつ、家族関係をゆっくりつくっていきたいと思います。

2017年も、よろしくお願いします!

ファシリテーションのために、身体性を鍛える訓練(やや邪道)

img_161214この記事はファシリテーターアドベントカレンダー2016の13日目です。

ことし一年は、「ファシリテーターとして、身体性に向き合ってみよう」と思って、ワークショップも阿呆なこともとりくんできました。
今年のはじめに、佐々木薫さんが主催されている「あり方を磨く」Standing in the Fireワークショップ
にでたのがきっかけです。

ここ二年の間で、ワークショップや学びあいの場、企業の研修、地域の人と人との会話など、私はファシリテーターとして多くの場にたつ機会をいただいてきました。
場数をふむのと同時に、弱みも実感しています。
一つは、予想外のできごと…特に自分にとってワークを全否定されるような内容や、厳しい指摘、停滞した空気など…に対し、どう対応すればいいのか迷いがある点。

佐々木さんのワークショップは、「自分に火が付いてしまう(自分を正当化したり、うろたえたり、後悔したりなど)タイミングを体で観察し察知して、『いま、ここ』に再び集中するための体の使い方を学ぶ」というものでした。
そのためには、火が付いた感情がおきるときの体の反応を観察→察知→客観化必要があります。
でも、普段頭でっかちで体軽視してた身としては、まあいきなりやろうとすると難しいわけです。
なので、普段から体の感覚を見る訓練をしつづけてきたのでした。

いくつか今年やったことをふりかえってみます。
ぶっちゃけ邪道ですが気にしない。

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オフショア開発のコミュニケーションに、グラフィックレコーディングを活かす

160717_imgシンチャオ!
オフショア開発で、ベトナムにいってきました。
開発プロセスの中で、ベトナムをはじめ、多くの国のメンバーと関わる機会が増えてきた中。
グラフィックレコーディングを使い、コミュニケーションに活かすことがふえてきました。

もちろん、間に日本語を話せるブリッジSEがたつことで、言語の壁は相当下がっていたのですが。
デザインとエンジニアという職種、そして距離。
越境して一緒にものをつくっていくために、いくつか「やってよかったなー」ということがあったので、まとめておこうと思います。

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社会の中での『情報の可視化』と『関係性の質を上げること』の価値 ~早稲田大学 富田先生の授業で、UXデザインの話をしてきました~

img_1607036月25日、久しぶりに都の西北・懐かしの母校、早稲田大学政治経済学部の3号館にいってきました。

富田誠先生の『早稲田大学 政治経済学術院 政治学研究科 ジャーナリズムコース デジタルトレーニング」の授業で、スピーカーとして参加してきました。
政経卒・UXデザイナーという立ち位置です。

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『dialogue to diagram:対話を図解する手法を学ぶ』に参加してきました

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ようやく念願かなって。
東京大学大学院 安斎先生が企画されているワークショップ『dialogue to diagram:対話を図解する手法を学ぶ』に参加してきました。
ゲストは東海大学講師の富田先生

今回参加したのは「学問の世界にいる人たちから見えるワークショップと、可視化の世界を見てみたかった」という理由からでした。

UXデザインの世界から入り、ワークショップデザインをするようになってから、『どんな問を場にだすと、みんんなと新しい世界にいけるんだろう?』『この場で何がおきているんだろう?』という問いを常に考えるようになりました。

しかし、『この場で何がおきているんだろう?』については瞬時につかむのが私は苦手。感覚的にまだ体に入り切ってないなーと考えています。
たとえるなら自転車で補助輪つけたりはずしたりして、ふらふら走ってる状態。走れるけど、危なっかしい。
こういう時に私は違う視点をあえてぶっこむのが好きです。

その道の先達について実務を見たり、研究や書籍を読み、自分の中に新たな問いを発生させるのです。
問いのもやもやを考え続けて、外化しつづけて、前に進むスタイル。

今回は学問の世界にいるお二人の話を伺って、そのワークショップの場に参加することで、自分をゆさぶってみようかなーと思ったのでした。

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カンファレンスでグラフィックレコーディングが果たす役割、何だろう? ~CIVIC TECH FORUM 2016のグラレコ隊から考える~

img_160327evy「カンファレンスでのグラフィックレコーディングの果たす役割ってなんだろう?」と昨年からずっともやもやしていました。

イベントでグラフィックレコーディングを描くと、喜ばれる。写真をとられる。
その場は盛り上がって、なんか嬉しい。
でも、そのあとってどうなるんだろう?

また、カンファレンス等で描く場所が増えれば増えるほど、「なんでグラフィックレコーディングなの?」「絵の議事録でしょ、それよりちゃんとした文章がほしいと自分は思う」という話をよくきくようになりました。

今回は、CIVIC TECH FORUM 2016のグラレコ隊として、イベントにかかわる中で「カンファレンスでのグラフィックレコーディングの果たす役割ってなんだろう?」について考え続けました。

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