ビジュアルファシリテーターの阿呆な研究

スマホデザイン会議~UI/UX最前線~ #sdkaigi がステキすぎて鼻血が止まらない

表題のとおり。第六回 スマホデザイン会議 #sdkaigi に参加してまいりました。
テーマは「~UI/UX最前線~」。大好物であります。
大好物すぎて帰宅したとたん何故か鼻血が噴出し、只今鼻にティッシュをつめながらブログ書くはめになりました。変な病気じゃありませんように。

アートの世界観をデジタルで実現する手法

~蜷川実花監修カメラアプリ cameran 大城哲也氏~

まず登壇されたのは、大城哲也氏。リクルートホールディングスメディアテクノロジーラボ所属だそう。
メディアテクノロジーラボとは、リクルートで新規事業を開発する組織。アイディアプレゼンしてゴーサイン翌日からプロデューサー!作って出すくらいスピーディーな部署だそう。

なぜこのアプリを作ったか

カメラを作った背景:
迅速にグローバルでたくさんのユーザーにつかわれるアプリを作る
(広告費ゼロで)
カメラアプリを選んだ理由
・情報が多すぎて処理できない!という世の中の「不」
・ビジュアル化で処理できやすくしたい!
・カメラアプリって、かっこいいけどにたフィルターは多い
・まんいちヒットしてもすぐ似たようなアプリがでてくる
・開発のコード×東京のセンスで、唯一無二のカメラアプリをつくれないか?

コンセプトからUIのすすめかた

UIは紆余曲折。ゴールを明確にしよう!と考えた。ゴール=迅速にグローバルでたくさんのユーザーにつかわれるアプリを作る
(広告費ゼロで)=ソーシャルとパブのみで素早く満足と拡散を生む
発射台のチェック:コンセプトはツイートしやすい?
価値の瞬間:ツイートしたり、記事をかいたりしたくなるUX?
記者さんが何の変哲もないパソコンとったときにプロダクトは何をしないといけない?
女子大生が大学でDLして、お互いの顔をとったときにどうなってほしい?
チェックフロー
・コラージュアプリにする:ニナミカさんぽいけど、記者がコラージュするのはさすがに時間かかる。。満足できない。女子大生にだけささる
・画期的なUI:使い方がわからない。価値にたどりつけない。もったいない。
・GOになったUIは、シンプル、クリア、しかも3タップ以内に価値にたどりつけるように!
ダウンロードは迅速にできる?かどうかを確認

詳細設計(フィルター)のつくりかた

・どんな色が蜷川さんか、数値で表す?例:どくろが何個?
・どんなモチーフ?
・どんなテキスト?
・極彩色フィルタって、アプリでは無理じゃね?
→とりあえず何回かやってみよう!
・イケてる構図をニナミカさんと一緒に考えて蜷川さんらしさを考えた
■バスる人気の被写体
・ジャニーズ
・内田選手
とか
■拡散の様子
蜷川さんのツイートでいっきに広がった
8000ツイート
twitterのトレンドワードに
初日3万件ダウンロード
グローバルでのパブ
アジア核国でストア一位獲得
三日で50万ダウンロード 10日で100万ダウンロード

おもしろかったのは、ビジネス的な「迅速にグローバルでたくさんのユーザーにつかわれるアプリを作る(広告費ゼロで)」という思惑が企画前提としてあったという点。

おもしろそうなwebサービスを作っている会社だと、たいてい自分や周囲の「こういう不都合を解決するサービスをつくりたい!」から発しているようにみえてたのです。だからこそ、UXが考えられ、面白いサービスが生まれるのかな・・・と。

逆にいえば、マネタイズ命な企業が新規事業として何かをはじめるにはそういう「不都合を解決する」という視点にはなりづらい面もあると思うのです。不都合解決より、ビジネスとして成立するか、集客できるか、バズるかをまず考えてしまう。結果的につまらない、二番煎じのような企画になっちゃうか、あとはそもそも見向きもされないとか。
「ユーザーの行動にイノベーション」をおこすUXのあるべき姿からみれば、「バズらせる」って目的って、まさに手段が目的化したようなお題目だと思うのです。この目的掲げた時点で死亡フラグ。

でも、このcameranはバズることを前提としたUX設計をし(記者とか女子大生を考慮したうえでのUI等)、しかもユーザーに楽しんでもらうことができました。これって稀有な成功例だと思うのです。また、その稀有な事例こそ、実は事業会社が新規事業に求めている姿ではないかと感じました。

MobileにおけるGrowthHackerとは?

GrowthHacker.jp 高橋雄介氏

お次の登壇は、GrowthHacker.jp 高橋雄介氏。
おはずかしながら、GrowthHackerって私はじめてききました。。
「グロースハッカー」とよむらしいです。

・結論:UX Experts=GrowthHackers
・グロースハッカーって何?いろんな人の定義
「グロースハッカーは新しいマーケティング副社長だ。」
「製品を素早く広めるためにはMBAじゃなくAPI」
「グロース(成長)のために何らかのハックを施すことによって、製品の成長率を上げる」
「グロースを駆動するのは 口コミ、製品使用の副作用、有料広告、反復使用」
「少人数チームで顧客開発やリーンスタートアップする際にはエンジニアも顧客や市場について考えなければならない」
・グロースハック
グロース(成長)にフォーカス
技術的なハックを用いる
製品のマーケティングや全社的な事業成長にかかわる
・グロースハッカーって?
素晴らしい製品体験を作り、製品がおのずと成長できるようにするエキスパート
グロースする製品を作る専門家
売れる製品を作る専門家
少人数で、広告費をかけず、定量定性的データを用い、繰り返し素早く改善していって、ユーザーが満足するようにする人。
・FBやtwitterなどですぐれた成果をのこしたグロースハッカーの方が、ノウハウを共有していった。シリコンバレーの文化。

きけばきくほど、グロースハックって、UXUI改善テストしまくってるDeNAの事例や、リクルートライフスタイルの事例を思い出さずにはいられませんでした。
実はグロースハック的な手法は有名ECサービスでは当たり前のように実施されている施策なのですが、他方、参加者の方々での実施率が低いことにも驚きました。また、自社でも「ABテストって大事かもね」と思いつつ、あまりできてないという状況もあります。理由はたぶん、「何をしていいかわからない」から。もしくは「手が回らないから」。

・グロースハックの6ステップ
トラッキングする
理解する(データから製品を使うユーザーについて)
優先順位をつける 自分たちのKPIに直結する課題に
デザインする 作文する(昨日、UX UI 文章)
実装する
計測する(戦略を調整しつつ123に戻る)

上記を見て、何をすべきかは頭ではわかるかもしれません。でも、どうやればトラッキングできるのか、どうやればユーザーの動向を理解できるのか、優先順位はどうつけるのか、何をなおしたらいいのか、どう計測すればいいのか・・・そんな疑問を目の前にしたら、高い壁のように感じるのも無理はないのかも。

ABテストについては、個人的には小川卓さんの「Google アナリティクスの新機能「ウェブテスト」でサクッとA/Bテストにトライ」が一番わかりやすかったです。おススメ!
ちなみにそういうグロースハックの成果はさまざまなサービスで顕著にでているとのことでした。

・例:FBにおけるエンゲージメント 写真投稿とタグの機能を磨き上げる=友達にタグづけされた使ってないユーザーがもどってくる・例:twitter:トップの15%がログイン→25%がログイン  グロースチームだけでデザインを改善

とかとか。
新規構築も楽しいけど、サイトを成長させる、グロースハック的な仕事、私は大好きです。
なんか、信長の野望(天翔記・将星録あたり)をやっているような気持になるのです。

最初は清州城近辺だけの織田家だけど、ちまちま商業値あげて金もうけて、その金で鉄砲買って、信長に少人数でも鉄砲もたせて斉藤家、今川家に攻め入るあのかんじ。
斉藤家の稲葉山城をとったら、岐阜城に改名→商業がっぽがっぽでさらに鉄砲しこたまかいためて、滝川一益や羽柴秀吉の鉄砲隊を編成した時の喜び。周囲が敵だらけになるけど、前線に信長筆頭に最強な奴らあつめて、奥地でひっそり二軍つくって内政だけさせてたら気づいたら金も米も上限までたまり、農業値商業値MAXになってる、とかね。。だけどそこに武田軍が牙剥いてくるので、そこへの配備もしていけてる一軍’を急きょ配備したりとか。増えていく織田家の家紋。もう幸せでしょ。
(あと島津あたりでやるのが好きです)

とまらないのでこのへんで割愛。

モバイルが切り拓くマルチデバイスエクスペリエンスの未来

楽天 脇坂義則氏/安藤幸央氏

ラストは脇坂義則氏と、安藤幸央氏。
4月末、「モバイルフロンティア」という翻訳本を出版されるそうです!

なぜモバイルなのか?

・契約者の5割がスマホ、出荷台数の7割がスマートフォン
・モバイルのトラフィック増加
・メディアの進化
・スマホ発のサービス LINE Pathなどなど

スマホの特徴

(1)いつでもどこでもネットに接続できる
→電車、お店、歩きながら、とか固定されない環境
利用状況は断片的
モバイルならではの体験を作ることにフォーカスする
デバイスの制約、環境の制約、人間の制約を考慮する
(2)注意散漫、行動がさえぎられることを前提に。
PCは固定されてる。スマホは画面せまいし、ネットワーク接続もうまくいかないことも。
人と話しながら、まわりをみながら、とか集中せずに使う人が多い
使ってるうちにバスにのる、とか、電話かかってくる・・・とか。マルチタスク→継続的注意力断片化
中断しても再開できるように。メニューを深くしない。すべてのコンテンツをみせない。不要なものはそぎとる。

(3)認知的負荷や機会費用を減らす
・認知的負荷を減らす
・機会費用:コンテキストが変われば、代替案を選ぶ費用も変わる

デバイスエコシステム

モバイルを含めたエコシステムが構築されている
・一貫性を保持する
各タッチポイントのUX(デザイン、コンテンツ、インタラクション)に一貫性をもたせること・状態の保持
クラウド スマホで行った処理をPCでも同期できるように

・デバイス間の移動
あるデバイスで利用しているコンテンツをほかのデバイスでも利用できること

UXのパターン

UX:クラウドとアプリを基本単位としてデザインする。スマホの画面は狭い&通信環境がよくない→マトリョーシカパターン(ドリルダウンしてみせてく)、HUB&SPOKEパターン、BENTO NOX 全部の情報を一度にみせらんないから隠す
・入力方法→タッチ入力、音声、画像、GPS いろんな状況で使いやすくしてあげるように。
UI:
・アニメーションの法則
ディズニーのアニメーションの12原則
例:iPhone 時計の針が秒針すすみすぎてちょっともどる動作
・良いアプリをたくさん自分で使い込む。たくさん探す。
・良いものが、なぜよいのか、自分の中で分析、分解する
・常用アプリが更新したら、どこが変わったか分析する
・必要なのは「意味のある」動きだけ。単一画面内での動き。
・コンテンツがオオ様。直接捜査。UIは本来なくていいもの。
・インターフェースは媒介物、人々のインタラクションを考慮
・指がふれて捜査する瞬間は画面がみえてないことを考慮
・使っている人を観察する 5人の仕様で85%の問題は解明
・情報の密度をおとす。注目すべきところを演出する。
・中断されることが前提。途中から始まること前提。
・iphoneとアンドロイドを同じにする必要なし 一人一台
・外にでて使う。ストレスフルな状況下でつかえる。速度重要。

もうこの要素だけとっても。スマホ担当者はモバイルフロンティアという本は、絶対必読!と思いました。
PCだけ担当していると、「駅のホームでスマホで検索し、家のPCで商品を買う」のカスタマージャーニーマップの後半しか見えないもの。
一つのサービスの中でPCはPCの、スマホはスマホの役割がちゃんとある。用途や利用状況が違うんだから、同じである必要性はまったくないんです。でも、サービス提供者側はそれを考えずに「PCと同じものの実装」を短絡的に考える人も多いなあと思います。

スマホというコンテキストでは何が必要か?
この点において、網羅された書籍がでるのは自分のためにもうれしいし、今後私と同じようにUXUI改善をしていくメンバーへの情報共有(入口)としても、非常に待望できる一冊になるのではないかと思います!
発売日がいまから楽しみで仕方ありません☆むふふ!


※引用元 How Apple Has Changed The World In Just 7 Years

このセッションでは最後に、「間違いなくモバイルの時代」と述べられていました。
2005年にはおごそかで写真をとることがあまり考えられなった場所。でも、2013年には人々はスマホで写真を撮り、その写真が拡散されていく・・・それを証明した写真がこの一枚なのかもしれません。スマホによって、人々の行動がかわり、文化そのものが変容しているのです。

そんなモバイルの時代にたちあえたことが、おもしろくっておもしろくって仕方ありません!
さあ、考えることはたくさんあるぞ!まずは鼻血をどうとめるか・・・・

リクルートライフスタイルのUXデザイン #RLSUX にいってきた(2)

ひきつづき「リクルートライフスタイルのUXデザイン」の続きです。
前記事:リクルートライフスタイルのUXデザイン #RLSUX にいってきた(1)
お次のタイトルは「UXデザインを活用したスマートフォン開発のクオリティ改善」です。

UXデザインを活用したスマートフォン開発のクオリティ改善

登壇されたのは、森澤思温氏。スマートデバイス開発グループという所属だそう。

・リクルートライフスタイルのスマートフォンアプリはトータルでもうすぐ3000万ダウンロード。
・二年前、最優先でアプリをリリースしはじめた。ただし、2011年9月 プロダクトのクオリティが低く、アプリのレビューコメントがさんざんだった。

そこでならんでたアプリのコメント、うろ覚えなのだけど。
「使えない」「わけわからない」というような、抽象的かつ一言のコメントばかりでした。
開発者としては、そうしたコメントを読んでネガティブな評価ということはわかっても、じゃあどうすればいいのか?は皆目検討つかないと思います。

そこで、森澤氏をはじめとした担当者は、開発する段階でユーザーを理解し、行動をあらいだし、さらに開発がすすむごとにテストをしてアプリの精度をたかめていったそう。

開発時にやったこと
・ユーザー理解
・プロトタイピング
・ユーザー評価
・ペルソナを持つ
例:家族友人旅行のひと=人に相談するというフロー
出張の人=一人で直近の宿を予約する
・ユーザーの行動シナリオ
どの段階でどの情報に出会えるといいんだろうね、というのを洗い出した。

「ユーザーの行動シナリオ」では、カスタマージャーニーマップを書いていたように見えました。

・仮説を施策へ
各箇所でテストを行い、ユーザー評価を実施。
・ウォークスルー 開発初期からUX、IA破綻してないか確認
担当者が、ユーザーシナリオに従い各ステップで問題ないかを確認
・UIレビュー
スペシャリストが、UI 短期間で効率よくUI改善するためにチェック。 各画面のUIを確認
・ユーザーテスト
作り手やレビュー者の思いこみのない視点で確認 こちらが想定している使い方で本当に使えているのか確認

さて、公開前にテストを実施して、クオリティを高めたあとは。
おなじみ、ABテストの登場です。
ABテストをぐるぐるまわして、アプリの品質を高めていくという狙いがあります。

お話をうかがっていると、まさに基本的なUXデザインのフローを忠実にまわしている、という印象。
でも、その基本的なところこそ、組織で実施するには難しい点もある。UXデザインのフロー(ユーザー像の共通認識をもって作る→随所でのチェックと修正の反復)って、ウォーターフォールの既存プロジェクトにおいては、実施することじたいから、理解をえなきゃいけないから。
樽本徹也氏のアジャイル・ユーザビリティ ―ユーザエクスペリエンスのためのDIYテスティング―ではこう論じられている。

開発チームにユーザーテストの実施をもちかけても、最初はなかなか了承してくれないかもしれません。彼らはスケジュールに追われていて、新たな活動を行う余裕は肉体的にも精神的にも乏しいからです。

そんなときに、つい「まずはテストを行って、その結果をフィードバックしたほうが開発者やデザイナを説得できるだろう」と考えて勝手にテストしてしまう人がいますが、これはまったく逆効果です。

製品は微妙なバランス(つまり妥協)の上に成り立っています。現在の設計に至る”社内政治”を十分に理解しないまま、テスト結果だけを掲げてチームミーティングに乗り込んでも、それは作り手から見れば混乱をもたらす邪魔者にすぎません。

(中略)

絶対に無断でテストしてはいけません。作り手と評価者の利害が対立するような関係では反復デザインはうまく機能しません。テストを実施する前に、まず、作り手と評価者の間に十分な信頼関係を構築すべきなのです。

テストすべき。
そんなの、みんな心の底ではわかってると思うのです。
でも、目の前の納期にあわせるため必死こいて作ってる中で、ある日突然「テストが大事だからやるよ、また修正発生するよー、どんな修正発生するかテストしないとわかんないけどね」という進行を共有したとしたら。まあそりゃキレると思います。人間の体力は有限です。

だからこそ、「いいもの作るためにリリース前も後もテストするぞ!」という進行そのものを、チーム(含上長の方々)で合意しておくということ、テストの価値を認識することはとっても大事なんじゃないかなーと思いました。

UXデザインは、組織をデザインすることにほかならないのかもしれません。
組織といえば。すごいなあーさすがリクルートライフスタイルだなーと感じたのは以下。

・他のチームとテスト結果をためている。
サービスの抱えるユーザー数が多いので、テストデータが短期間でたまる。さらに主要サービスでの相乗効果も。ホットペッパー、ホットペッパービューティー、ポンパレ、じゃらん各サービスがテストを実施、そのノウハウを相互にシェアしてるので4倍のスピードでノウハウがたまり、施策の精度があがる。

これがほんとにほんとに、うらやましゅうございます。
自社ではUIUXでのテストはやってるけど、サービス規模が格段に違うので、規模が大きいとテストデータもノウハウもたまりやすいというのがステキ。胸がきゅんきゅんします。

リクルートライフスタイルが考えるUXデザイン

最後のまとめは、吉村宏氏。

・なぜUXデザインを行うのか
ビジネスの成功の確率を上げるため/ビジネスの失敗確率を下げるため

UXデザインには、まったく存在しない価値をうみだしユーザーの体験を変える=イノベーションをめざす、という解釈もありますが。webサービス運用改善の現場でより活用する場合には、イノベーションというよりは小さい改善を積み重ねて積み重ねて、成果をふくらましていこう・・・というようにUXデザインをとらえるんだなあと実感しました。
サービスはつくるだけじゃだめなんですよね。そこから運用してチューニングしていくことこそ大事!

また、今回のセミナーで、それぞれの立場から話したという点についても言及いただきました

・立ち上げ:大型プロジェクトを成功させるUXデザイン
プロジェクト推進 はやい合意形成

・成長:UXデザインを活用したスマートフォン開発のクオリティ改善
PDCAサイクルぐるぐる

・成熟:リクルートライフスタイルの UIUXチームについて
深い観察から新しいことの発見
データでみえないことを考える、UX探索

・UXデザインは何のため?
誰でも当たり前につかえる実用性をもつように
・プロダクト全体設計
ガラケーとPCでよかったけど、今はデバイスが多様化している。PC、スマホ、タブレットなどなど。サービス特性によってはどの端末を使うか当然違いもうまれる。
・例えばスマホ。
決済:価格が低いと気楽に購入できる。価格が高いとユーザーはより閲覧よりに。
端末によって役割が違うことを理解し、どうデザインするか?を考えるべし。

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おまけ
懇親会に参加させていただきました。素敵な方々がたくさんいらしてたと思うのですが、基本私はひっきーなので壁の花(ただしドクダミ的ひっそり感)やってて多くの方とははなせず(´・ω・`)。懇親会で懇親できる方尊敬します。。。

懇親会でお話いただいたじゃらんのiPadアプリの話は、まさにイノベーション!的なUXデザインのお話だったと思いました。
脱WebサイトのUIを掲げ、プロトタイピング二ヶ月以上みっちり行い、ユーザーテスト20人以上やって好評価を得て、リリース→ユーザーからも評価○→Good Design賞受賞!だったそう。

同じ会社でイノベーション的なプロジェクトあり、ビジネス改善的なPDCAぐるぐるもやってたりと、リクルートライフスタイルさんのUIUXチームは非常に濃厚な施策をしてる印象でした!
企画してくださった方々、ありがとうございました。お礼申し上げます。


おまけ2
この記事でもふれた「アジャイル・ユーザビリティ」、UXUIデザイン実務考えるのにすてきすぎたので、近日中にブログで色々言及したいと思います♪現場で同じようにサービス改善携わる人必読かと!!

リクルートライフスタイルのUXデザイン #RLSUX にいってきた(1)

久々にUX系セミナーのまとめです。
参加したのは「リクルートライフスタイルのUXデザイン」というセミナー。
弊社と同じくデータドリブンな会社のリクルートライフスタイルさんが、どんな風にUXUIデザインを進めるのかが気になっていたので、セミナー知ったときにはるんるん気分でした。

ちなみに。私と同様の人が多かったようで、この勉強会たいそうな人気!参加者50人に104人が応募されていました。しかも私は申し込みが最後から2番目・・・という状態だったので半ば諦めてたのですが。運良く抽選にあたり参加することができました。ありがたやありがたや。なむなむ。

詳細はこちら

大阪市天王寺区が「デザインの力で行政を変える!!」ことができない理由とその解決策案

大阪市天王寺区が「デザインの力で、行政を変える!!~天王寺区広報デザイナーを募集します~」という報道資料を発表した。

知人のデザイナーが激しく「5.報酬 なし」項目について「ありえない!」とつぶやいているのを見て、気になってみてみたのだけど。。

一言でいうと、「制作物に名前をだすから、プロかそれに準ずる実力者ににただで発注、もしくはアドバイス(ディレクション)してね。」という内容にみてとれた。そりゃプロのデザイナー怒るわと納得した。

でも。。実は、正直にいうと、私は「報酬:なし」については、方向性としてはありなんじゃないかと思っている。
区の財政がかつかつで、お高いデザイン費用なんてはらってらんないのかもしれない。ECサイトデザインする現場ですらそんな状況なんだから、デザインくそくらえの行政なんてきっともっとひどいんだろう。だから、少しでもデザイン費用を抑えた上で、クオリティ高い制作物をつくりたいという意向は理解できなくもない。
ただし、「デザインの力で、行政を変える!!」ために人を集めるには、条件があると思う。

・「ボランティアである」と明示したうえで募集すること、また、ボランティア前提で集めてきた人をマネンジメントする体制がととのっていること

・市のプロジェクト単位で募集すること、もしくはどんなプロジェクトに関わってほしいか明記すること

以下、その理由について語る。

※2/6追記あり@文末

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イメチェンしたホームズ君のイケメン度合いを勝手に語る

2013年になって、私の周囲の殿方数名がイメチェンした。
基本男子(人間全般)にはあまり興味がないので「ふーん」としかみてなかったけど、私の心をぐっとつかんだニクい殿方が一人いた。
その名もホームズくん。言わずと知れた有名住宅情報サイトHOME’Sのキャラクターである。

なぜ彼が私の心をつかんだかというと。
ひとえに「便利なイケメン」になったことにある。

便利なイケメン、というと、アッシーメッシー(死語)的な存在を思い浮かべる方も多いかと思うが、彼は違う。
webという媒体でいかしてくにあたり、至極便利に登場できるようになったのだ。
ホームズくんとからむ機会が多いデザイナーディレクターにとっては嬉しい変身なんじゃないかと勝手に外から推測している。

というわけで、今回はイメチェンしたホームズくんに対し、なぜ私が勝手にイケメンとみなし岡惚れしたかについて、語ってみようと思う。

詳細はこちら

お弁当づくり=制約のあるUXデザイン -母の弁当と納豆天ぷらテロの思い出-

一月頭に親知らずを抜いた。左側の上下二本一気に。

全体的には無事に回復へは向かっていると思われるものの、困ったことがあった。

ごはんが食べられないのである。正確にいうと、固形物を食べるのがとっても大変だった。抜歯直後は歯を抜いた左側が痛くて口が大きく開けられなかった。抜歯数日後からは抜歯直後の切るような痛みはなくなったものの、骨がむき出し気味となっていたせいで、随時痛みがじんじんくる始末。左側に負荷をかけないよう、固形物を右側だけで咀嚼しつづけてたのだが、やっぱりつらかった。うっかり左側で噛もうとしてしまうと走る激痛。食卓に響く絶叫。買いだめしていたロキソニンSがすごい勢いで減っていった。ていうか二箱くらい使い切った。

「親知らず 抜歯後 食事」でぐぐると、おかゆ、ポタージュ、バニラアイス、やわらかい麺類あたりが定番の食事らしい。あとは、ダイエット用ドリンクか、介護用食品…。

それでもおいしいものを作って食べたい女心。さらには夫の分のご飯もつくらなければいけないし(さすがに健康に問題ない人に対して、おかゆ連続だと可哀相)。そこで、夫は夫でおいしく、さらに自分も食べられるメニューをあれこれ考えて一ヶ月を過ごしているのだが、ふと気づいた。

「これって制約多いUX案件だよな。。。」
詳細はこちら

ユーザー中心デザインの導入vs納期 -仁義なき戦い-

新年あけましておめでとうございます。
11月から恐るべき忙しさとなり、ブログを書くのが久しぶりとなってしまいました。
本年もゆっくりしたペースではありますが、更新してゆく所存です。

さてさて。11月からなんで忙しくなってしまったかというと。
担当するプロジェクトが変わり、販促とUI設計半々くらいだったのが、UX&UI設計がメインとなったというのが大きな理由だったりする。

11月まで、私は販促のかたわら、開発系プロジェクトでの簡単なUI設計、スマホサイトのUI改善全般をやっていた。そのプロジェクトが11月中旬に落ち着くや否や、UX&UI設計が相当必要なプロジェクトに参加することになった。社運をかけたそのプロジェクトにコミットできるのは有難いこと。抜擢してくれた上司達に心底感謝した。特にUX分野についてより予算と権限をもって経験を積むよい機会になる・・・ユーザー中心デザインを本格的にできる!と思ってワクワクしていたのだ

しかし、世の中は甘くなかった。
ユーザー中心デザインを考えようにも、時間も予算もなかったのである。
というわけで、年始早々、ユーザー中心デザインの導入 vs 納期 の戦い(葛藤)に明け暮れていた昨年年末の私の状況について記したいと思う。

詳細はこちら

Webデザインの価値とは何か -webサービスにおける、webデザインの費用対効果(2)

前の記事で、なぜwebデザインは安く見られてしまうのかという問いに対し、

・参入障壁が低く見える
・ノウハウが広く、速くシェアされやすい
・制作物という点だけにおいて、デザイン作業が定義されてしまっている。
・効果が一目瞭然ではなく、評価しづらい。
・需要(発注者)と供給(制作者)のうち、現状では供給が多い

という点で技術価値・優先順位・価格が低くみられてしまうという現状について述べた。

現状はたしかにそうなんだけども。
かけるべきときにはかけようぜ!というのが私の趣旨である。
前記事でものべたとおり、期待効果が一目瞭然ではないためデザインの価値は本質的にわかりづらいものだ。
今回はその見えづらい、webデザインの価値について、自分が現場で思った所を書いていこうと思う。

詳細はこちら

なぜwebデザインは「安い」ようにみられてしまうのか? -webサービスにおける、webデザインの費用対効果(1)

突然ですが。webサービスにおける、webデザインの費用対効果について、しばらくつらつらとかいて行こうと思う。

きっかけは、デザインについての「デザインは安くすませられるよね」という社内認識にあらためてふれたことだった。
「違う、違う、そうじゃ そうじゃなーいー!」と鈴木雅之ばりに私は叫びたいものの、ポジショントークにもうけとられかねない。唇ふさいで何もいわせない、とかできないしさ。感覚として大事さはわかってるけど、それは人に論理的に伝えないと組織なんて動かない。

ならば、webサービスで利益を得ている組織(弊社はEC)において「なぜデザインは大事なのか?なぜ費用をかける必要があるのか」を徹底的に考えようと思った次第である。

※ここでいうwebデザイン=成果物としては制作者側の納品データ。PSDやAI、htmlやCSS、jsや画像などを意図しています。

詳細はこちら

会議室のホワイトボードで「おばけ退治」をしている話

会議で言葉の空中戦がつづくと、私は途中で話がおえなくなってしまう。聴力認識が人よりだいぶ弱いのかもしれない。もしくは頭がよくないか。たぶん両方な気がする。

とまあ己の頭の悪さを呪った所で会議が進むわけでもないし、プロジェクトの進行役しなきゃいけない場面はどんどん増えていく一方。ゆえに、自分がしきる会議くらいはアホの自分でもわかるようにしようと進め方を考えてきた。

結果、最近、会議の参加者数人の方に「わかりやすい!」とのお声をいただけたんで、嬉しさで筆もすすむことだしブログをまた書くことにした。

詳細はこちら

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