ビジュアルファシリテーターの阿呆な研究

大阪市天王寺区が「デザインの力で行政を変える!!」ことができない理由とその解決策案

大阪市天王寺区が「デザインの力で、行政を変える!!~天王寺区広報デザイナーを募集します~」という報道資料を発表した。

知人のデザイナーが激しく「5.報酬 なし」項目について「ありえない!」とつぶやいているのを見て、気になってみてみたのだけど。。

一言でいうと、「制作物に名前をだすから、プロかそれに準ずる実力者ににただで発注、もしくはアドバイス(ディレクション)してね。」という内容にみてとれた。そりゃプロのデザイナー怒るわと納得した。

でも。。実は、正直にいうと、私は「報酬:なし」については、方向性としてはありなんじゃないかと思っている。
区の財政がかつかつで、お高いデザイン費用なんてはらってらんないのかもしれない。ECサイトデザインする現場ですらそんな状況なんだから、デザインくそくらえの行政なんてきっともっとひどいんだろう。だから、少しでもデザイン費用を抑えた上で、クオリティ高い制作物をつくりたいという意向は理解できなくもない。
ただし、「デザインの力で、行政を変える!!」ために人を集めるには、条件があると思う。

・「ボランティアである」と明示したうえで募集すること、また、ボランティア前提で集めてきた人をマネンジメントする体制がととのっていること

・市のプロジェクト単位で募集すること、もしくはどんなプロジェクトに関わってほしいか明記すること

以下、その理由について語る。

※2/6追記あり@文末

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