樽本徹也氏著作の新刊「ユーザビリティエンジニアリング第2版」を入手した際、ニラニラと待ち続けていたものがあります。
販売記念のワークショップ!
自分はグロースハック目的・サイトリニューアル目的のUX業務(ユーザーテスト)でインタビューはしてきたけれど、新規に事業を立ち上げていく方向でのインタビューというのはまだまだ知見が浅いなと思っていたところでした。
今回念願かなって参加することができたので、復習がてらまとめてみることにします。
ワークショップの主題は「弟子入りゲーム」と「インタビュー設計」。
人間中心設計、デザイン思考、リーンスタートアップ、etc…。優れた製品やサービスをデザインする手法は様々ですが、1つ共通していることがあります。それは、現代のデザイン手法の全ては「インタビューから始まる」ということです。
ここでいうインタビューとは、ユーザ/顧客に「何が欲しいですか?」「これでいいですか?」「どこをどのように変更すればいいですか?」と尋ねることではありません。また、座談会(=グルイン)を開催して「忌憚のない意見」を募ることでもありません。本当のインタビューとは、ユーザ/顧客の「言葉にならない真のニーズ」を探究すること――その鍵は「弟子入り」にあります。