ビジュアルファシリテーターの阿呆な研究

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デジタル一眼レフカメラ、コトハジメ

「30歳になったらデジタル一眼レフカメラを買って、撮影やりたい!」
去年一年間、上記のような30代の抱負(妄想)を語りまくってたところ。妄想を具現化すべく、私の30歳誕生日に、夫が一眼レフを突如プレゼントしてくれました。ありがたやありがたや。

そんなこんなでデジタル一眼レフデビューして、はや1ヶ月。
オートフォーカスばっかり使ってあそびまくりましたよ!しかし如何せんオートフォーカス以外の機能も使ってみたくなってきたし、よりおもしろいものをとるにはどうすればいいのかという知識欲もわいてきた。
というわけで。夫の友人、kumadaiworks氏が開催した「魅力を引き出すポートレート人物写真の撮り方」というワークショップに参加してきました!

実は夫から一眼レフをもらった翌日、一眼レフ撮影についての本を買ったのですが、あんまり読む気がしなくて放置してました(笑)ゲームセンターCXの有野課長が、ゲーム開始時に説明書を読まないのと同じです。本気で困ったら読めばいいや派・・・。

人物写真に大事なのは、コミュニケーション!

・いい人物写真は、相手の魅力、人となりがにじみ出たもの。その魅力をひきだすために必要なのがコミュニケーション!
・知らない相手にカメラをむけられても、緊張する。それが一眼レフのようなでっかいかめらならなおさら。人間は慣れた人にリラックスしたときに、その人らしいよい表情がでるからこそ、コミュニケーションが大事。

風景や植物はカメラを認識しないけど、人間(と動物の一部)だけはカメラを認識します。いわれてみればあたりまえではあるのだけど、実は私はその点ぬけてまして・・・。カメラをむけたその先はすべて一枚の絵として考え、被写体が人間だろうが動物だろうが植物だろうが気にしてなかったのです。

緊張してないありのままの素敵な姿をとるのに、被写体の相手をリラックスさせるのも大事なステップだったんだのですね。。コミュニケーションという概念、私はすっぽりぬけてたので肝に命じようと思います。

一眼レフカメラと、被写体に知覚されたアフォーダンス

また、一眼レフというカメラという存在のアフォーダンスについても考えるきっかけとなりました。
一般的に、人はカメラをむけられると「写真をとられる」という認識をして、自然な表情をやめて、表情をつくる等の行動を行います。一眼レフのような本格的なカメラをむけられた場合はなおさら。

一眼レフのようなカメラは「公式に残したり、作品にするような写真をとる」というアフォーダンスでもってより知覚されるでしょう。もし、モデルでもない、撮影者との関係性が築かれてない被写体がそんな知覚をもったらどうなるか。顔がこわばって、その人らしい表情をだすことはきっと厳しくなると思います。

被写体の人の緊張を和らげるため、kumadaiworks氏はペンタックスのK-01というかわいいミラーレス一眼を持ち歩いてました。黄色くてかわいいー!おもちゃみたいな外観でした。一眼レフむけられるより緊張はしません。普通のコンデジよりも特別に楽しいかんじがするかも。デザインの与える影響に我ながらおどろきました。
(土曜は飲み会で、日曜はワークショップでと連日見せられたため、今度はミラーレス一眼がほしくなっちゃいました。。なんてことをしてくれる・・・)

撮りたい写真と、技術について


他、ISO、絞り(F値)、シャッタースピード、撮像素子についてなど、技術についてのお話も。
私はF値の設定とシャッタースピードについての認識がちんぷんかんぷん状態だったので、今回話をきいて、ようやくわかってきたかんじ。

現在復習してるのですが、SONYの解説ページがわかりやすかった!漫画だし!
「”絞り”と”シャッタースピード”の秘密に迫る!」の巻

F値が小さいほどシャッタースピードは早くなり、F値が大きくなるほどシャッタースピードは遅くなります。だから明るさのことはカメラに任せて、ピントの合っている範囲、背景のボケ具合のことを考えて、F値を選ぶんです。

接写で何かをイメージどおりきれいにとろうと思ったら、絞り優先のモードにすればいいのですね。

シャッタースピード優先のPモードでは、シャッタースピードが速いほどF値が小さく、遅いほどF値が大きくなることも覚えてくださいね。

動きがあるものをどうとりたいか、で調整するのがシャッタースピード。例えば噴水で、霧のようにふわっとさせたいときはシャッタースピードを遅く、水がとまったようにしたいときにはシャッタースピードを速く。このようなシャッタースピード優先のモードの場合、F値は自動で調整される・・・と。

写真を撮っていると、これをこうとりたい!というシーンはたくさんでてきます。
そのとき、技術背景と設定を知ったうえで、設定をうまく使い分けられれば、より自分の表現の幅が広がるなあと実感しました。

とりあえず。私は前回失敗し、絶対とりなおしたい写真があるので、今回の知識背景をもってまたトライしたいと思います。
撮りたいのは、夫の実家のミニチュアシュナウザー、ムックちゃん。

奴は異常に動くのです。オートフォーカスもいいけど、自分で設定を知ることでできることも色々ふえそうだな!と思いました。

こっちへむかってとんでくるその躍動感ある一瞬。ぬいぐるみをぶんぶんして動いてるような動作全体。その一つ一つをイメージどおりに切り取れるようになるようになりたいです。撮影しながら、体で覚えていこうと思います。
今年中には、撮った写真をフォトブック化して、義両親にプレゼントしたいな。夫が突然、私に一眼レフをプレゼントしてくれたように!

ワークショップを開いてくださった、kumadaiworksさんに感謝♪
写真をとりはじめた方にオススメなワークショップでした。

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