ビジュアルファシリテーターの阿呆な研究

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飛行機に乗りながら、デザイナー、エンジニアは何を語るのか

「乗り物を乗るための旅行はアリだ!」
エンジニアの上司とランチしている際、ふとそんな話になった。

電車とか飛行機といった『旅行のときにのる乗り物』のたぐいが私はとても好きだ。乗り物酔い酷くてゲロゲロになりつつも、電車や飛行機での旅行を愛してやまない。ついには旅行会社に勤めて飛行機みてウフフフフとうっとりし、社内で「気持ち悪い」といわれる始末。だって飛行機も電車もかわいいのですもの。

エンジニア、デザイナーによって異なる「旅行の乗り物で語る内容」

「子供たちは電車に色々のせたいんだよね」
とエンジニアの上司は言っており私は大いに同意していたのだが(子供いないけど)、その後の言葉に衝撃をうけた。
「子供たちに、『電車がどんな仕組みで動いているのか』を伝えるんだ。」

そこかーーー!

エンジニアの上司は、電車に乗るという体験を通じて、電車という機械がどのような仕組みで動いているのかを子供たちに語りたいとのことだった。機械が動く仕組みをしって、分解したり構築したりすることに楽しみをみいだし、エンジニアの道へと進んだ上司。同じ楽しみをきっとお子さんにも伝えるんだろうと思う。親子の間で交わされる会話は、生きた理科の授業だ。

かくいうUXデザイナーの私はといえば。電車に乗るという体験を通じてずっと考えていたのは『車窓から見える景色と人々の生活のつながり』だった。
私が小学生の頃、「はくつる」というブルートレインが走っていた。上野と青森を結ぶ寝台列車の中で、母はそこから見える景色について解説してくれた。上野駅は東北本線につながっているから、東北からくる人たちの最初の入り口であること。青森の屋根の傾きが垂直に近いのは、冬に雪が積もったときに雪が勝手に落ち、雪かきの手間をへらせるというメリットがあるということ。
また、父は歴史好きで、父の出身地である山梨県周辺の歴史史跡によくつれていってくれた。武田神社でまつられている武田氏について。岩殿山はもともとお城があったということ。昔の人が生きたストーリーを聞くのが好きだった。

もし自分に子供がいたら、私は何を語るんだろう?

『車窓から見える景色と人々の生活のつながり』も語るだろうけど、きっとデザインから連想するストーリーを話すと思う。

年末に羽田から広島へ飛行機で飛んだとき、後から飛び立つJALの機体(鶴丸ではなく、尾翼が赤いデザインの機体)を見て、私は「お尻が赤い鳥がとびたつなあ」と思ってた。


先に飛んでたソラシドエアは、白いお腹と要所要所の黄緑色だからメジロ。
ソラシドエアの壁紙より引用


自分が乗っていた鶴丸ロゴの機体は白い鶴(そのまんまですいません)。
白い鶴が甲府盆地を見下ろして白い雪をかぶった富士山の上を通過する瞬間は「なんて素敵にジャパネスク!」と思った。
JAL壁紙より引用


ちなみに米軍のグレイイーグル(無人戦闘機MQ-1C)は同じ飛行機でもなんか怖い。
人がのらないから頭に窓がない=頭に目とかの顔がないようにみえる=のっぺらぼうにみえるのだ。色も平坦なグレーで、生きているものにかんじる躍動感を感じないせいもある。
wikipediaより引用

きっと、件の上司は旅客機も戦闘機も「飛行機」として「どんな仕組みで動くのか」を考えるんだろうなと思う。

営業とか人事の人って何を語るんだろう

旅先でふと何かを考えるとき

仕組みを考える人:エンジニア
仕組みと人をつながりを考える人:デザイナー
人と人のつながりを考える人:営業とか人事とか?

なのかな、というのが今の仮説だ。
100%一般化できうる話ではないけど、血液型占いレベルよりは職種による傾向の違いってでてくるんじゃないかと思う。

「人と人のつながりを考える人」は飛行機にのったらどんな話をするんだろう。
「人と人のつながりを考える人」を育てた夫の両親は、どんな話を小さいころの夫にしたんだろう。
夫にきいてみたところ「覚えてない」との返答・・・・無念。

「人と人のつながりを考える人」が、どんなことを乗り物にのって考えているのか、ひきつづき気になる今日この頃です。

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