webディレクターの阿呆な研究

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ギルドワークス中村さんに、現場にきていただきました ~プロジェクトをふりかえって組織で活かしたいの巻~

img_161207今年一年間かかりっきりだった案件が、自分の手からは離れることとなりました。
案件isわが子。
わが子大好きなお母さんとしては、しっかり独り立ちさせておくりだしてあげたいと思い、尽力してきました。

ただ残念なことに今回、成果を想定したようにはのこせない状態となってしまい。
さらには、自分自身が「あれこれもっとやれたんじゃないか、他におもいついてないやるべきことがあったんじゃないか、もやもやもや」ってな不完全燃焼状態になってしまっていました。
そんな中、今回はギルドワークス中村さんにファシリテーターとして、ふりかえりに入っていただくことに。
私自身、外部の方にこういう形ではいっていただくのははじめてだし、会社でもたぶん初の試み。
およびすることからして、ものすごくどきどきしました。

会社の案件の都合上、詳細の状況自体はかけませんが。
中村さんがはいったことによる自分、そして組織の中での波紋について、今回はのこしておこうと思います。

ふりかえりについて

自社はふりかえりをしっかりやる文化ではなく、唯一自分が関わった開発案件で、上司が中心となってふりかえりをはじめた、という状態でした。
自分自身でもあるっちゃあったのですが、恥ずかしながら「業務改善が必要!」といわれる中で部署内で実施→でてきたタスクの重要度判定が属人的なものになる→皆のモチベーションあがらず、挫折したという苦い経験があります・・・。

ふりかえらなくても、何かはまわるっちゃまわるのです。
でも、想定される成果をのこせなかったという課題感を感じたまま、しかも「次に自分はチームのためにこれに挑戦したい」「チームにはこれが必要」というテーマがもやもやして見えないという状況は、少なくとも現場の自分自身はとても苦しいと思いました。

次に何をすればいいのかがわからない。
わからないものが、わからない。

そこにふたをしようとしていたとき、ちょうど中村さんにお会いする機会があり、別れ際に少し話をしたところ。
「現場にあそびにいくよ」というお声がけをいただけたのが今回のはじまりでした。

ひとりだと見えなかったこと

「あたりまえじゃん!」とすごくいわれそうにも思うのですが。
私自身、ふりかえり実現にあたりぬけていた視点を、中村さんと話したり、上司と話す中で気づいていきました。

・自分が案件の当事者だからこそ、自分がしっかりふりかえるために、ふりかえりを促してくれる人が必要
・ふりかえりをするためには、「何のために」というのが複数の視点で必要。自分のために、もだけど、チームのため、組織のため、という視点まで。
・ふりかえりをする中で、言語化し、反芻してもらうことで状況が俯瞰的に(システムとして)とらえられるようになること

あと、今回中村さんからもらった問いで一番重かったのは「それによって実際に、どんな問題がおきているの?」というものでした。

私が例えば「HCDが導入されてない現場は問題だ!」といってたとしても(いってもないし思ってもないけどさ)、それで現場はまわってるし、私以外の人は困っていないんですよね。
「〇〇をやらないと、××みたいなことがおきるからやるべきだ」という論もありますが、それは実際におきてはいないわけで。
場に出た・おきている・切実性の高いもの=課題、という定義、いざとなるとあつくなって忘れてしまうので。
ここは本当に心しておかないといけない部分だなと痛感しました・・・。

ふりかえり実現のプロセスで、いろいろ話をきいてもらう、相談していく中で。
そうした問いや視点(中村さんは「パワフルな問い」といってたやつ)をなげこまれることが、技術者として継続的にものづくりをしていくために、必要な時間なのだと感じました。
中村さんが現場コーチにいらっしゃってる会社が求めてるのって、こういう「状況をみて、問いを投げ込み波紋をおこして、そこからあらたな水面の動きをつくる」という部分なんだろうなあ。

ふりかえりのふりかえり

組織的にふりかえりが大事?という視点については、自分以外の人はそんな必要に感じてなかったのでは?とうつりました。
そこは誰かの意識がどうこう、という話では全然なくて。
次のプロジェクトで体制もアプローチがかわることが(ふりかえりをする直前に)きまっていたからこそ、「何を前の案件でふりかえりたいの?」状態だったことに起因します。

たしかに、次の案件での体制やアプローチが、今までと同じじゃないところとしたいというのは同じ気持ちだったので、そこは全然よいとして。
中村さんにはいっていただき状況整理はできたものの、具体的なヘルプが言えず、抽象的な話に終始してしまったなあと反省しました。。
ううう、、、伝わるように話せなくて、問題がはたから見ると、見えない状態にさせてしまった感。

中村さん曰く「落とし穴を回避するための先導役」なのですが、そこを具体的に説明して、具体的な必要性が話せるようになるのが大事・・・ということに気づきました。
(表現はどうかと思いますが)落とし穴に落ちてみるしかない。
もちろん落ちないようにはしたいけど、たぶん落ちます。
なるべく適度な穴で、落ちたときにすぐに知見としてのヘルプを求められるような状態に、自分およびチームをしておくことが、プロジェクトの成功につながるのかもしれません。

私自身、次のプロジェクトでのあり方がみつかったし、助けてほしいことの具体的な会話が上司との間、新プロジェクトのメンバーとの間、今まで以上に増えました。
(伝え方が下手すぎて、いつも待たせてしまったり、もやもやさせてしまうのは本当に申し訳なさすぎるのですが・・・・汗)
また、一緒にランチにいった同僚が「励まされた」といってくれたのはとても救い。

組織の中では小さい意思決定のつみかさねとしての、拒絶・フィルタリング・受容・解体・新しい秩序の構築が存在するので。
こういう小さいところからの意思決定のつみかさねを丁寧にやっていくことで、一人では思ってもなかったものづくり、周囲の世界と出会えたらいいなと願っています。

中村さんの放つ問いと姿勢には、新たな積み重ねをつくっていく力があるなとまざまざと感じる機会でした。
中村さん、今回はありがとうございました!
(そして落とし穴にいいかんじにはまってもがいて、穴からいい流れをつくり、また現場でぜひお会いしたいです!)

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※画像は https://guildworks.jp/member/4.html から引用させていただきました。剣士?!なんでみなさんそのキャラクターになったのかはすごく気になる・・・・!

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