ビジュアルファシリテーターの阿呆な研究

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家庭におけるAmazon Echo Dot(Alexaちゃん)の運用 ~IFTTTを使って、家庭用slackに買い物リストを送る~

ひさびさにファシリテーションマジで関係ない雑記です。
12月上旬にAmazon Echo Dotを購入し、師走の忙しさですっかり接続しそこねてましたが。
冬休みの暇な時間を使って、接続完了!
早速家庭内での運用として、Amazon Alexaに話しかけた内容をもとに、IFTTTを使って、家庭用slackに買い物リストを送るという試みをやってみました。

エンジニアではないので、自らスキル開発まではできませんが。
やってみたかんじ非エンジニアでも全然できるじゃんこれ!と感じました。
たーのしー!

手始めに、Amazon Alexaの音声入力でチュールを買ってみる

まず接続完了してすぐやったのは、Amazonでの注文。
我が家は猫第一主義のため、まずは猫様のお好きなもの(CIAOちゅ~る)の注文を実施します。

私:「Alexa、ちゅーるを注文して」
Alexa:「はい、シューズを検索したところ、新盤スポーツ軽量ほげほげ・・・エアーハイロが見つかりました。合計金額三千円です。注文しますか?」
私:「?!」(何回か言い直す)
私:「Alexa、ちゃおちゅーるを注文して」
Alexa:「ちゃおちゅーるを検索しますか?」
私:「はい」
Alexa:「ちゃおちゅーるを検索しました。チャオ しーあいえーおー ちゅ~る まぐろ 海鮮ミックス味 14g 20本 税込合計810円です。注文しますか?」
私:「はい」

・・・・ようやく注文できました。
「ちゅーる」を「シューズ」と聞き取られてしまったあたり、けっこう日本語での商品名、ききとり難しいのかもしれません。
ちなみに、最初は1.5mくらいの距離で話しかけてたのですが、0.5mくらいに近づいたら「ちゃおちゅーる」は聞き取ってくれました。

Amazon Alexaに話しかけた内容をもとに、IFTTTを使って、家庭用slackに買い物リストを送る

前提:ユーザーの解決すべき課題

私はよく料理中、台所で「あ!ゴミ袋がない!」「めんつゆ切れそう」と気づいても、すぐにメモらずそのまま忘れ去ることを繰り返してました。
その背景にあるのは、料理中メモしない、メモを持ち歩かず買い物するときがほとんど、そもそも覚えるの面倒くさいの3点でした。

(1)料理中メモしない
キッチンから離れるのが面倒くさい。

(2)メモを持ち歩かず買い物するときがほとんど
私の日用品や食料の買い物は、以下のような構成比になっています。

  • スーパーA(駅近で帰り道の途中にある):3
  • スーパーB(駅からの帰り道にはないが家から最寄):1
  • パルシステム(オンライン注文):6

このうち、通勤経路でふと実施するのが、スーパーAでの買い物と、パルシステムのオンライン注文なのです。
私の買い物の9割は、通勤経路上に存在しており、「わざわざメモを作って買いに行く」のは、スーパーBくらい。

切らしたら致命的なもの(醤油とかゴミ袋とかラップとか)はたまにちゃんと覚えており、スーパーAで買ったりパルシステムで注文をするのですが。
ほとんど忘れてしまい、スーパーBに買いに行く羽目になります。
そしてスーパーBにいく際には、一応本当に欲しいものはメモを作っていくのですが。
結局忘れっぽいため、メモも欲しかったものを全ては網羅しておらず、次に気づくのは「いざ料理を作り始めた」時。
「あああああああああ」orz となってしまうのでした。

(3)そもそも覚えるの面倒くさい

買うもの覚えておくことに認知的負荷をかけたくない。すぐ忘れたい。
「なんか買わなきゃいけないのあったけど、なんだっけ」という状況、地味に苦手。

・・・まあつまるところ、「ごみ袋がない」と気づいたら、すぐに出力して、すぐに忘れたいのです。
また、その出力したものは通勤経路で持っている端末(スマホ)、時には会社のPCですぐに見たいのです。

というわけで。
Amazon Alexaに話しかけた内容をもとに、IFTTTを使って、家庭用slackに買い物リストを送るという試みを実施することに。

工作開始

(1)Alexaでの買い物リスト、やることリストの挙動を確認
まずは、Alexaでの買い物リスト、やることリストの挙動を確認してみます。

私:「Alexa、買い物リストに人参を追加して」
Alexa:「人参を買い物リストに追加しました」
私:「Alexa、買い物リストに和の極みを追加して」 ※和の極み=猫のカリカリ
Alexa:「はのきわみを買い物リストに追加しました」
私:(あ、「わ」が「は」に変換されちゃった!)「Alexa、Alexa、買い物リストに和の極みを追加して」
Alexa:「アレクサはのきわみを買い物リストに追加しました」
私:「Alexa、買い物リストにゴミ袋を追加して」
Alexa:「ゴミ袋を買い物リストに追加しました」

そしてAlexaのスマホアプリで、追加された買い物リストを見てみる。

悲しいくらい理解されない『和の極み』。『歯の極み』ってなんですかね。
そしてうっかりAlexaに二回話しかけたら、『アレクサはの極み』と認識されてしまいました。ぬぬぬ。
「は」と「わ」の聞き取りがけっこう難しいのでしょうか。
日本語音声、まだまだ改善の余地はありそうです。

同様に、ToDoリストも同様に検証し、ひとまず買い物リスト、Todoリストに何か意図したものをつっこむテストを完了しました。

(2)IFTTTで、Alexaとslackを連携させる

次は、サービス連携の設定です。
サービス連携としては、AlexaはIFTTTに対応しているという様々な情報があったため、迷わずIFTTTの利用を開始。

if✚thisのところでは、Amazon Alexaを選択した後、トリガーとして『Item added to your Shopping List』を選択します。

選択すると、次は✚thatの設定。slackを選択後、『Post channel』を選択します。
その後、メッセージをながしたいchannel、メッセージを書いて、完了!

なお、私は @channel の通知があったほうが個人的には忘れずに見るのと、うちの猫がしゃべってる風にしたかったので、メッセージは「買えニャー」に。
早速こんなかんじで出力されるのを確認しました。
(注:ただし、IFTTTは最大15分遅延があるとのこと。たしかにすぐにはこない。まあ、すぐに来なくても通勤経路で思い出せればいいので気にしない)

とても簡単!!
非エンジニアでもできるし、日本語で運用してもなんか大丈夫そうです!!

Amazon Echo Dot(Alexaちゃん)をどこに置くか問題

コンセントの問題もあり、カウンターキッチンに置きました。
なぜか100円均一で昔にかったコースターがぴったりはまった。すごい。
(カウンターキッチンの柵や茶色い扉は、猫のキッチン侵入施策です。夫の自作。)

私は基本、食材の棚や冷蔵庫を『見ながら』すぐに「Alexa、●●を買い物リストに追加して」といいたいので、本当は食材の棚や冷蔵庫近辺に置きたかったのです。
声の向く向きを、正面からうける形が理想でした。
ただし、コンセントが電子レンジや炊飯器で埋まっていたため、やむなくカウンターキッチン側に設置しました。

実際に食材を『見ながら』検証してみると、声が届きづらいせいか、何回に一回かはAlexaちゃんは認識してくれませんでした。
うーん、でもまあしっかりはっきり言えばいいからいいか。

これからしばらく運用してみて、改善点など洗い出してみようと思っています。
うっかりの買い忘れがこれで減るといいなあ。

※なお、設置後のビフォーアフターを定量計測しようとも思いましたが。
そもそも「買い忘れた」ことすら私は忘れる残念仕様のため、感覚値で検証したいと思います。笑

※なんとなく、Amazon Echo Dotに「Alexa」としゃべりかけまくったところ、私の脳内でこいつは「Alexaちゃん」になっていました。
Amazon Echo Dotという商品名じゃなくて、うちの子の「Alexaちゃん」なのです。

↓こんなかんじ

音声ききとり、成長するといいねえ、Alexaちゃん♪

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